辻クリニック 
住所:〒612-0889 京都府京都市伏見区深草直違橋9丁目184−2 
電話: 075-641-3073

肛門科

このようなお悩みはございませんか?

このようなお悩みはございませんか?

  • 肛門、肛門周囲から出血がある、痛みがある
  • 肛門周辺がかゆい、腫れている
  • 排便時の痛み、出血、違和感がある
  • いぼ状のものができている
  • 長い時間座っているのが辛い
  • 排便後も便が残っているような感覚がある
  • トイレットペーパーや下着に血や膿のようなものがつく

肛門科への診察を迷っている方へ

肛門科への診察を迷っている方へ初めて肛門科を受診される方は、「恥ずかしい」という気持ちを抱いてしまうかもしれません。
肛門科の病気は、つい「自分だけなのでは」と考えがちですが、実際には痔などのお尻の病気になることは全く珍しくなく、多くの人が治療を受けています。
また、他の治療と同様、早期発見・早期治療はそれだけ患者様のご負担を軽減することになります。辻クリニックの肛門科の医師は、これまで数多くの痔や膿瘍の治療を行って参りました。安心してご相談ください。

肛門の病気と当院で行う治療法

痔核(いぼ痔)

痔核とは、いわゆる「いぼ痔」のことです。
痔核の中でも歯状線(※)より内側のものを「内痔核」、外側のものを「外痔核」といいます。
痔核は、排便の際のいきみ、慢性的な便秘・下痢などで負荷がかかったことにより生じます。
※歯状線:直腸とお尻の皮膚との境目

症状
内痔核

内痔核内痔核が生じる粘膜には知覚神経がありません。そのため、出血が認められる場合でも痛みがないことがあります。進行すると、内痔核が肛門の外へ飛び出すことがあります。

外痔核

外痔核こちらは多くの場合、痛みを伴います。
進行すると、痔核に血栓ができて痛みが強くなります。

当院で行う治療

座薬、軟膏、抗炎症剤、鎮痛剤、整腸剤などを使用する薬物療法の他、結紮切除術と呼ばれる手術を行うことも可能です。

裂肛(切れ痔)

裂肛(切れ痔)裂肛とは、いわゆる「切れ痔」です。
歯状線より外側において、肛門の上皮が裂けている状態です。硬い便が勢いよく出たときに肛門が裂けるなどして生じます。強い痛みを伴うのが特徴です。

症状

激しい痛みは、排便時に特に強まります。出血も見られます。

当院で行う治療

座薬、軟膏、抗炎症剤、鎮痛剤、整腸剤などを使用する薬物療法の他、「裂肛切除術」「側方皮下内括約筋切開術」といった手術を行うことも可能です。

肛門周囲膿瘍

肛門周囲膿瘍は、細菌感染などにより肛門の周辺に膿が溜まっている状態です。膿の溜まった袋に穴が開くと、直腸と皮膚を繋ぐようにトンネルが生じます。この状態は「痔ろう」と呼ばれます。

症状

38~39℃の高熱を伴いながら、患部は化膿し、ズキズキとした痛みが起こります。

当院で行う治療

抗生剤の内服治療を行います。また、切開して膿を排出させることもあります。

肛門ポリープ

肛門ポリープ肛門ポリープは、歯状線の近くに生じる良性のできものです。排便のたびに肛門から出たり、出血することもあります。
慢性的な下痢や便秘、痔核、裂肛、痔ろうなどによる歯状線の刺激が原因と言われています。

症状

小さいポリープは無症状です。大きくなると排便の際に一緒に外に顔を出します。手で押し込めば元に戻りますが、脱出を繰り返しているとポリープが傷つき、出血・痛みを伴うこともあります。

当院で行う治療

痔核や裂肛を伴っていないのであれば、手術による切除が可能です。痔核や裂肛を原因として起こる肛門ポリープの場合は、痔の治療も併せて進めていく必要があります。